あなたが来てくれて本当に嬉しい
その他
みつやです。
訪問看護のお仕事というものは、
お客様が、今までの人生を培ってきた「在宅」
へ訪問させていただき、看護ケアやリハビリを提供させて頂くのであるが、
病院や施設に行くのと違い、
歴史あるその方個人のお家、いわゆる、主として今まで様々なことを経験し、
考え、一生懸命守り抜いたお城へお邪魔させていただくということ。
その中で私達が一番に守らなければいけないことは、
「絶対に謙虚でなければいけない」
ずかずかと居室に入り、挨拶もなんとなくすまし、ケアを行う。
お客様は優しいので、気にも留めないかもしれないが、そのような行為をしておれば、
必ずケア内容にも「マンネリ」が生じる。
マンネリが生じた時に、人は横柄な行動をとる。
「このぐらいならいいか~」
と。
特に訪問のお仕事は、隣に上司もいない、
対お客様とスタッフという形がほとんどである。
特に医療職という立場はどこかで、患者と医療職という概念がある為、
知らず知らずのうちに「立場の逆転」が懸念される。
果たしてそのような状況で、
「あなたが来るのを楽しみにしてたのよー」
とおっしゃって頂けるのか。
如何に、素晴らしい看護ケアやリハビリを行ったとしても、
守り抜いてきた大事な我が家へ、
ズカズカと土足で入るようなスタッフを受け入れてくれるだろうか。
さらには、嫌々来てもらっている状況にならないだろうか。
弊社は医療法人でも社会福祉法人でもない、株式会社である。
他の法人にまず負けてはいけないことは、
「顧客満足度」である。
それは看護業(訪問看護の位置づけ)であると同時に
「サービス業」である認識を持たなければならない。
如何に専門的なスタッフが専門的なサービスを行っても、
ご利用者がいて、我々がいるということを忘れてはならない。
基本理念である「個々の幸せ」を考えた時に、
お客様の笑顔なくして仕事はできない。
お客様の幸せを考えながら謙虚にケアさせて頂くことで、
「今日もあなたが来てくれるのを楽しみにしていたのよ」
とありがたいお言葉を頂けるのではないか。
そして、その言葉で我々も幸せを頂ける。
シンプルに、人を大事に思う気持ちを持ち、訪問看護という仕事を全うするべきである。
と、まあ、
このような感じで、弊社は尽力しております。
そして本日頂いた写真を添付致します。
このような表情を頂けることが我々にとって最高の瞬間です(^◇^)